今朝のNHKで紹介されましたが、復興庁が、被災地の用地取得事務を支援するために、司法書士を復興庁で採用して、被災地に駐在されます。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat3/20140121_shihoushoshisaiyou.pdf
これは「財産管理や土地収用の制度を使いやすく」「所有や相続人が不明の土地を、短期間で集団移転などに活用」するためなんですが、通常、所有者やその相続人が不明の場合、家庭裁判所で不在者財産管理人や相続財産管理人を選任し、当該財産管理人が代わって売却手続きを行いますが、選任から売却まで半年以上はかかります。
用地取得加速化プログラムというものがあって、長くかかる手続きを簡単にすることで、「用地取得の期間につき、半年を最短で3週間に短縮できる」とのことです。
被災された方の相続問題や不在者となっている方の用地の取得管理して、復興のスピードを加速するのが狙いです。
法律や登記、戸籍等の知識に造詣の深い司法書士がお役にたつことを誇りにしたいと思います。被災地に駐在される司法書士の活躍を祈っています。
コメントをお書きください